クレジットカードは学生のうちに作るのがおすすめ!その理由とおすすめカード

クレジットカードは学生のうちに作るのがおすすめ!その理由とおすすめカード

社会人のものというイメージのクレジットカードですが、実は学生のうちに作っておくとさまざまなメリットがあります。

学生でも作れるクレジットカードは思ったよりも多いものです。なかには学生だからこそ受けられる特典がおトクなクレジットカードも。また、社会に出てから思わぬプラス材料としてはたらくこともありますよ。

学生のうちにクレジットカードを作るメリット・デメリットや、スペックが充実した学生向けクレジットカードおすすめ6選をご紹介します。

今の時代なら必携!クレジットカードの基本

今の時代、クレジットカードは便利な生活のために必携とも言えるアイテムになりました。1枚あればかなりの利便性が実感できます。クレジットカードを作る前に、基本や仕組みを知っておきましょう。

クレジットカードの仕組み!キャッシュレス決済のひとつ

クレジットカードはキャッシュレスで買い物ができる仕組みです。

  • 手元に現金がなくても買い物ができる
  • 買い物の代金はクレジットカード会社が一時立て替えている
  • 後日クレジットカード会社から立替分の請求が来る

とても簡単に言えば「後払い」ですね。ただ、クレジットカードを使う人の多くは口座振替のため、他の後払いの方法(請求書や銀行振込など)と比べてわざわざ店頭や銀行に行かなくてもいいメリットがあります。

お財布にお金を入れ忘れた時や、あまり現金を持ち歩きたくない人にとって利便性が高い特徴があります。

クレジットカードはさまざまな商品があり、利用者は好きなものを選んで申し込みをします。発行するのはクレジットカード会社です。

申し込みの後、クレジットカード会社の審査に通れば発行され、規約に則って利用できるようになります。

クレジットカードメリット!クレジットカードを持つと利便性が上がる

昔はクレジットカードを持っていなくても生活しやすい社会でした。今も現金があればほとんどのサービスが受けられますし、買い物も従来通りの方法で可能です。

ただ、昨今のライフスタイルは以前と比べて大きく変容しています。クレジットカードを使えたほうが便利なシーンが増えはじめました。

  1. ネットショッピングの手間が省ける
  2. 支払いが月に1回で済む
  3. 電子マネーへのチャージが簡単

クレジットカードを持っていると、主にこのような面でメリットを感じられます。

1:ネットショッピングの手間が省ける

最近の生活でネットショッピングを利用する人は多いでしょう。支払い方法をクレジットカードにしておくと、画面をクリックするだけで買い物が完了します。

請求書が届くのを待ち、代金をコンビニなどに支払いに行く必要がありません。

2:支払いが月に1回で済む

支払いが月に1度まとめておこなわれるのも便利です。銀行振込やコンビニ支払いにすると、同じ後払いでも「買い物した回数だけ」支払いをしなくてはいけません。請求書や支払期限も複数になってしまい、管理が大変です。

しかし、クレジットカードは買い物の回数ではなく、代金の総額をまとめた金額で月に1回だけ請求がおこなわれます。

決まった日に1回だけ支払えば完了です。口座振替にすれば振込用紙もなく、銀行やコンビニに行く必要もありません。

3:電子マネーへのチャージが簡単

電子マネーの普及にしたがい、チャージの機会も増えました。電子マネーによっては、クレジットカードに紐付けることによって自動的に、あるいは数アクションで任意の金額がチャージできます。

残額不足に気づいてもわざわざチャージ用のATMに行く必要がなく、その場ですぐに対処できるのは助かりますね。

クレジットカードは審査に通らないと発行できない!発行の条件にも注意

便利なクレジットカードですが、実は誰でも使えるというわけではありません。いくつかの条件を満たし、クレジットカードが発行されてから初めて使えるようになります。

  • 支払い能力がある
  • 過去に記録に残るような金銭的トラブルがない
  • クレジットカード会社が求める基準を満たしている

支払い能力があることは大前提です。買い物の会計時にクレジットカードで支払いをするのは、クレジットカード会社が立て替えているにすぎません。後で必ずクレジットカードに支払う必要があります。

また、過去、記録に残るような金銭的なトラブル(金融事故)を起こしている人は要注意です。申し込み後の審査を通過できず、クレジットカードが発行できない可能性が高くなります。

記録に残るような金銭的なトラブルとは、「クレジットカード会社・銀行など金融機関からの借金を踏み倒した、または支払いが長期間遅れた」「自己破産や債務整理をした」など、かなり重大なものが該当します。

このような金融事故は審査で必ず発覚しますが、学生ならそこまで心配する必要はないでしょう。

また、たとえば親御さんが何らかの金融事故を起こしていたとしても、お子さんやご親族の審査に影響することはありません。

他にもクレジットカード会社が独自に定める基準があります。それを満たさなければクレジットカード発行は難しいでしょう。

学生のうちにクレジットカードを持つ3つのメリット

クレジットカードを持つタイミングは人それぞれです。社会人になってから持つ人もいれば、学生のうちから親名義の家族カードを使っている人もいます。

しかし、自分名義のクレジットカードなら学生のうちに発行しておくのがおすすめです。学生ならではのメリットがかなり多いためです。

  1. 学生は新社会人よりもクレジットカード審査に通りやすい
  2. 学生にもおトクなサービスがある
  3. 信用情報を若いうちから積み重ねられる

このようなメリットは学生のうちにしか受けられません。次項から詳しく解説します。

1:学生は社会人よりもクレジットカード審査に通りやすい

クレジットカードはクレジットカード会社の審査に通らなければ発行されません。審査にはさまざまな基準がありますが、実は社会人よりも学生のほうが審査に通りやすいのです。

社会人は審査で勤務先・年収の他、勤続年数が重視されます。転職したてや新卒の社会人にとっては厳しいと言えます。

一方、学生はアルバイトをしていれば審査に通りやすい傾向があり、確実に通るわけではありませんが、それでも社会人より通りやすいのは確かでしょう。

学生時代に作ったクレジットカード多くは、社会人になってからも引き続き使えます。学生のうちに発行しておけば、新卒として社会人になった時に活用しやすいでしょう。

2:学生にもおトクなサービスがある

すべてのクレジットカードではありませんが、学生が申し込めるクレジットカードは「学生にもおトクなサービス」を提供していることが少なくありません。

代表的なサービス
  • クレジットカードの利用金額に応じてポイントが貯まる
  • 大学生協で使うとポイントアップのクレジットカードもある
  • 旅行保険が付帯している
利用金額ごとにポイントが付与されるクレジットカードはたくさんあります。ポイントは現金同様に使えるため、実質的に出費を抑えられるメリットが生まれるでしょう。

また、クレジットカードによっては大学生協で使用するとポイント付与率が上がるものもあります。大学生協をよく使う人は、そのようなクレジットカードを選ぶとおトクですね。

サークルの合宿や卒業旅行に行くなら、旅行保険が付帯したクレジットカードを使うのもおすすめです。国内旅行・海外旅行のどちらか、あるいは両方の保険が無料(または低額)で付帯されていれば安心できますよ。

このように、学生生活のさりげない毎日の中で「おトク・安心」を感じられるシーンはたくさんあります。

3:信用情報を若いうちから積み重ねられる

社会人になってから振り返ると、このメリットがもっとも大きいと感じる人もいるかもしれません。クレジットカードは適切に使用するたびに「信用情報」が積み重ねられていきます。

【信用情報とは】

クレジットカードやショッピングローンの利用履歴・返済履歴など、金融関連の事項を記録した情報のこと。信用情報機関に記録される。クレジットカードなど金融商品の審査時に参照され、審査結果に影響する。

簡単に言うと、持っているクレジットカードを使った時と内容・金額、その金額を金融事故を起こさず支払えたかということが記録されています。

この信用情報は新しいクレジットカードの発行や住宅ローン・カーローン・教育ローンなど大きな融資を受けたい時、申し込みを受けた金融機関(クレジットカード会社、銀行など)がほぼ必ず審査で参照します。

その際、「クレジットカードをどれくらい使い、きちんと支払ったか」という情報が多く残っていると、金融機関側は「この人は信用できる」と感じ、審査を通過させるためのプラスの判断材料にすることが多いのです。

たとえば「クレジットカードを利用して期日に遅れずに支払った」という記録が残っているだけでもプラスに作用します。積み重ねれば相当な信用度になるでしょう。

安い金額でもとにかく「使った、支払った」という実績が、将来の大きな買い物の時に役立つ可能性が非常に高いのです。

また、在学中や卒業後に起業を考えている人はいませんか?事業資金を借り入れる場合、代表者個人の信用情報が参照されます。この時にも積み重ねた信用情報が大いに役立ちます。

普段何気なく使うクレジットカードが将来を左右するかもしれません。「クレジット」の和訳は「信用」です。学生のうちから日常生活の中でコツコツと社会的な信用を積み重ね、将来に役立ててみてはいかがでしょうか。

クレジットカードを持つ前に注意しておくべきこと

クレジットカードは便利なものですが、注意しておきたいポイントもあります。クレジットカードの発行申し込みをする前に把握しておきましょう。

使い過ぎや支払い能力に注意する

手元に現金がなくても手軽に買い物ができるため、人によってはついつい使い過ぎてしまいがちです。しかし、使った分は必ず後日支払いをしなくてはいけません。

自分の収入で支払えるだけの金額を使うように注意し、返済遅れなどを起こさないように気を付けましょう。

支払いの日に絶対に遅れないようにする

月に1度、決められた日に必ず代金を支払いましょう。

やむを得ない事情で遅れてしまう場合、支払日の前にクレジットカード会社に連絡して下さい。無断で支払い日を過ぎてしまうと、信用情報に傷がついてしまう可能性があります。

もしも信用情報に傷がついてしまったら

支払い遅れなどで信用情報に傷がついてしまったと分かったら、以下の方法でリカバリーを目指しましょう。

  1. 今後は支払い遅れを起こさない
  2. 支払いが難しくなるような買い物をしない

基本的なことですが重要な方法です。この方法で再度信用を積み重ねれば、クレジットカード会社は少しずつまたあなたを信用してくれるようになります。

もしも信用情報に傷がついていても、就職活動などに影響することはありません。企業側は個人の信用情報を調べることができないためです。

信用情報を調べられるのは金融機関、かつ、基本的にはクレジットカードやローンの審査を目的とする場合のみです。

ただし自己破産の経験者であれば、一定期間(自己破産から数ヶ月ほど)、一部の職に就けない規定があるため、目指す職によっては充分注意しましょう。

【申し込みから解説】一般的なクレジットカードの作り方

クレジットカード会社によって多少の違いはありますが、新規でクレジットカードを作る時には以下の流れで申し込みます。

1:申し込み画面や申込書で必要事項を記入・送信する

作りたいクレジットカードの申し込み画面にアクセス、または申込書を用意し、必要事項を記入します。おおむね以下のような項目が要求されます。

  • 氏名、年齢など個人特定情報
  • 電話番号、メールアドレスなど連絡先
  • 引き落とし用の口座番号
  • 未成年者の場合は親権者の同意

一般的に、未成年者は親権者の同意がなければクレジットカードを作れません。必要な人は事前に必ず親権者と相談しましょう。

2:必要書類を提出する

クレジットカードが求める必要書類を提出します。提出方法はネット経由でのアップロードや郵送が選択できることがほとんどです。

  • 本人確認証(運転免許証、パスポートなど)
  • 収入証明書(求められた場合のみ

本人確認証は運転免許証やパスポートなど、公的機関が発行したものが求められます。利用できる種類がクレジットカード会社によって異なる場合もあるため、申込書をよく確認して下さい。

また、場合によっては学生証の提出を求められることもあります。こちらもクレジットカード会社によって異なります。

収入証明書はクレジットカード会社が求める時のみ提出すれば差し支えありません。源泉徴収票や直近の給与明細などが該当します。

3:審査の後、クレジットカードが郵送される

申込書と必要書類を送付すると、クレジットカード会社で審査がおこなわれます。審査に通過すればクレジットカードが発行されます。

クレジットカードが自宅に届き、本人が受け取れば利用開始が可能です。

学生おすすめクレジットカード6選!学生向け特典が充実していてお得

学生におすすめのクレジットカード6選をご紹介します。

クレジットカードの利便性はもちろん、どれも有名ブランドのクレジットカードのため、若いうちから信用を積み上げておくと将来に役立つことが期待できますよ。

JCB CARD Wは年会費無料でポイント高還元率

JCB CARD Wは還元率が高く、ポイントがどんどん貯まるおトクなクレジットカードです。

年会費は永年無料、ポイント還元率は驚きの1.0%~5.5%という高還元率です。交換できるマイルや各社ポイントの種類が豊富なため、幅広い人がおトク感を味わえます。

ポイントの還元率が高いだけではなく、1,000円ごとの使用で2ポイントが別途付与されるのにも注目です。

日常的に使っているだけで別途のポイントが付与されるサービスは珍しく、JCB CARD Wならではの特徴ですね。

年会費無料でポイント高還元率のクレジットカードがほしい学生におすすめの1枚です。申し込み資格は高校生を除く18歳~39歳ですが、利用そのものは上限の39歳を超えても問題なく継続できます。

JCB カード W

項目 内容
カード名称 JCB カード W
カード発行会社 株式会社ジェーシービー
年会費 永年無料
申込資格 ・18歳以上39歳以下
・学生は高校生を除く
ポイント名称 Oki Dokiポイント
ポイント還元率 1.0%~5.5%

JCB CARD W plus Lは39歳以下の女性におすすめ

基本的なスペックはJCB CARD Wと一緒ですが、女性にとって嬉しいサービスが充実したクレジットカードです。

JCB CARD W plus Lは「@コスメ」や「ABISTE」のように、主に女性をターゲットにしたブランドの優待サービスが利用できます。他にも多数の協賛企業があるため、幅広いジャンルのサービスが楽しめるでしょう。

毎月10日と20日には「LINDAの日」があり、2,000円が当たるルーレット大会が開催されるのも楽しみのひとつです。

また、女性特有の疾病をカバーする保険に加入できることもおすすめポイント。学生さんのボリュームゾーンである10代後半~20代前半なら、月々290円で加入できます。

「まだ保険なんて気にする年齢じゃない」と言わず、これを機にチェックしてみてはいかがでしょうか。

JCB CARD W plus L

項目 内容
カード名称 JCB カード W
カード発行会社 株式会社ジェーシービー
年会費 永年無料
申込資格 ・18歳以上39歳以下
・学生は高校生を除く
ポイント名称 Oki Dokiポイント
ポイント還元率 1.0%~5.5%

三井住友カード(NL)は特定店舗でポイント高還元率

ポイント還元率は最低0.5%からですが、使い方次第では最大5.0%までアップします。

特にセブンイレブンやローソン、マクドナルド、サイゼリヤなど、学生がよく足を運ぶ場所でタッチ決済やコンタクトレスの支払い方法を利用するといつでも最大で5%の還元率に。

また、学生専用サービス「学生ポイント」も必ず使って欲しいポイントアップサービスです。

AmazonやHuluなどのサブスクリプションの利用料金を三井住友カード(NL)決済に設定すると、最大9.5%ものポイント還元率になります。

他にも携帯料金の支払いは最大1.5%、QRコード決済は最大2.5%、分割払いの分割手数料は全額ポイント還元対象に。どれも現代の学生なら使うサブスクリプションばかりです。

そして大学生なら多くの人がお世話になる大学生協でも三井住友カード(NL)がおトクです。大学生協での利用分には最大1%のポイントが還元されます。

同じ料金を払うなら、還元率が高いポイントが狙える三井住友カード(NL)がおトクであることは間違いありません。

三井住友カード(NL)

三井住友カード(NL)は学生優遇の「学生ポイント」があるクレジットカードです。

項目 内容
カード名称 三井住友カード(NL)
カード発行会社 三井住友カード
年会費 永年無料
申込資格 ・18歳以上
ポイント名称 Vポイント
ポイント還元率 0.5%~5.0%

学生専用ライフカードは留学や海外旅行におすすめ

留学や海外旅行に出る予定がある学生の方いは学生専用ライフカードがおすすめです。こちらのカードは海外利用分の特典がとても充実しています。

  • 海外利用分3%キャッシュバック
  • 海外旅行保険最高2,000万円

その他にも携帯電話の利用分をカード決済すると500円分のAmazonギフトカードが毎月抽選で当たるなど、スタンダードのライフカードにはない学生専用のクレジットカードならではのお得な特典が付帯します。

誕生月はポイント3倍、初年度はポイント1.5倍とポイント還元率も高くお得なクレジットカードです。卒業した後は学生特典はなくなってしまいますが、その他の優待は利用できますし、年会費無料で引き続きカードは利用頂けます。

学生専用ライフカード

項目 内容
カード名称 学生専用ライフカード
カード発行会社 ライフカード
年会費 永年無料
申込資格 ・18歳以上
ポイント名称 LIFEサンクスプレゼント
ポイント還元率 0.5%~1.5%

JALカードnaviなら在学中マイルの有効期限なし

JALカードnaviはJALマイルを貯めている人におすすめの学生専用クレジットカードです。

JALカードnaviは基本還元率が1.0%ですが、特約店を利用すれば2.0%まで自動的にアップします。特約店はファミリーマート、イオン、スターバックスをはじめ、学生がよく使う店舗が非常に多いことが嬉しいですね。

また、フライト距離に応じて貯まるマイルは搭乗ごとに貯まるフライトマイルの他、入会搭乗ボーナスの1,000マイル、毎年初回搭乗ボーナスの1,000マイルももらえます。

毎年必ず初搭乗時に1,000マイルが付与されるのは、遠方へ帰省する学生さんや旅行に行く学生さんにとって嬉しいサービスではないでしょうか。しかも割引航空券やツアー料金旅行券でもマイル積算率100%がキープされます。

さらに、在学中はマイルの有効期限がありません。早いうちにJALカードnaviを作り、卒業旅行や就職活動で思い切り使うのも気持ちが良さそうですね。

圧倒的にマイルを貯めやすいJALカードnaviは、学生しか味わえない充実したサービス内容を持っています。

JALカードnavi

項目 内容
カード名称 JALカードnavi
カード発行会社 JAL CARD
年会費 在学中無料
申込資格 ・18歳以上30歳未満の学生
(大学院・大学・短大・専門学校・高専4~5年生)
・高校生は3月卒業予定者可
ポイント名称 JALマイル
ポイント還元率 1.0%~4.0%

ANAカード〈学生用〉はANAマイルを貯めたい学生の方におすすめ

ANAカードはANAマイルを貯めたい学生さんにおすすめのクレジットカードです。

ANAカード〈学生用〉はとにかくANAマイルが貯まることが最大の特徴です。特に年に一度以上飛行機に乗る予定がある人なら、日常生活の利用分とあわせてどんどん貯まっていくでしょう。

ボーナスマイルは10%の高還元率、そしてスマートU25の利用時でもマイル積算は100%です。ご家族とマイルを共有できるのも高ポイントですね。

他のクレジットカードとは少し異なる特徴として、ANAカード〈学生用〉は「VISA、Mastercard、JCB」の三大決裁ブランドから選べるというものがあります。

それぞれのブランドで違う特徴があるため、選ぶときにはしっかり考えましょう。

どちらかと言うと、国内で使うことが多いのであればJCB、国内外でフレキシブルに使いたいのであればVISAやMastercardがおすすめだと言われています。

また、年会費は無料ですが、VISAとMastercardでは還元率1%のコースを選ぶと年間手数料が6,600円かかります。JCBは無料です。

とはいえ、VISAやMastercardの年間手数料6,600円は、「年間66万円以上クレジットカードを利用する人」であれば問題なくペイできます。

学生さんでも日々の生活でクレジットカードを使っていれば、年間66万円分を使う人は多いのではないでしょうか。

手数料だけにこだわらず、「どこで使うことが多いか」「ANAマイルをたくさん貯めたい」という点に注目して選ぶのもいい選択ですね。

ANAカード〈学生用〉

項目 内容
カード名称 ANAカード〈学生用〉
カード発行会社 ANAカード
年会費 在学中無料
申込資格 ・18歳以上の学生
・高校生は除く
ポイント名称 ANAマイル
ポイント還元率 0.5%~2.0%

学生だからこそクレジットカードを「今」作る!

クレジットカードは学生生活でも役に立ちます。キャッシュレスが進む昨今、クレジットカードに違和感を持つ人は少なくなっているでしょう。学生も例外ではなく、クレジットカードを便利に使いこなして欲しい世代です。

学生を対象にしたサービスがあるクレジットカードを選べば、毎日の買い物の中だけでもどんどんポイントが貯められるというメリットも。学生向けのポイント還元がおトクなクレジットカードも続々リリースされています。

使い過ぎないことや信用情報など、押さえておきたい注意点はいくつかあります。しかしそれをしっかり理解した上で持つのであれば、クレジットカードは学生生活を豊かにしてくれる頼もしい味方になるでしょう。